ビジネスモデルを作る

独立・開業して、自分がトップで取り組む場合、士業といっても事業を経営することに他ならず、経営者としてのスキルも必要となります。

最初は1人で始める人が多いと思います。その場合、実務をこなす社労士と、社労士というビジネスを運営する経営者の一人二役をすることになります。

今まで雇われる立場でしか仕事をしたことがない人の場合、実務のほうに目がいきがちですが、独立するのであれば、本当に重要なのは経営です。

極端に言えば、経営さえ出来れば、実務は出来なくても構いません。

実務の部分は、他の社労士をスタッフとして雇用したり、外注したりすれば、まかなえるからです。それよりも、お客さんを獲得して売上をあげる、経費を押さえて利益を生み出す体制にするといった経営のほうが重要です。

この理由の1つは、社労士の実務をこなせる人はたくさんいても、経営が出来る人は少ないからという実情があります。

それだけ、経営は難しいわけですが、それだけに出来るようになれば、他の社労士よりも優位な立場に立てます。(ビジネスは仕事を取れる人が強者です。)

では、経営スキルを身につけるには、どうすればいいのか?

経営といっても、様々な要素があり、かつ、実際に経験してみなければ分からないことばかりなので、社労士として活動しながら、1つずつ覚えていくしかありません。

始めから、難しいことを実行しようとするは非現実的です。出来る範囲内で、基礎的なことから1つずつ取り組んでいきましょう。

最初のステップとして、オススメするのは自分のビジネスモデルを考えてみることです。

ビジネスモデルというのは、どんなふうに儲けていくのかというプランと考えてください。(本当は、こんなシンプルに断言出来るものではないのですが、最初は、これぐらいに考えておいたほうがいいです。)

どんな業務をメインにやっていくのか?

  • 誰を顧客にするのか?
  • 活動の対象地域の範囲は、どこまでにするのか?
  • 報酬単価はいくらにするのか?
  • 売上はいくらを目指すのか?
  • どれくらいのスパンで、その売上を達成することを目指すのか?
  • 経費をどれくらいかけるのか?
  • どんなふうに集客するのか?
  • こういったことを決めますが、重要なことは『決めること』そのものです。

    ビジネスモデルを固めれば、それは自分が社労士として活動していくうえでの道しるべとなります。また、自分はうまくいっているのか、ダメなのか、その判断を下す指標ともなります。

    恐らく、最初から完璧なビジネスモデルを組み立てることは出来ません。とりあえずまとめてみたけど、活動してみたら、自分の思惑と違った。こんなケースに直面することが多々あると思います。

    でも、それはOKです。そうしたら、その時点で修正や改良を加えたり、新しいモデルを考えます。

    このプロセスを繰り返すことで、だんだん経営に必要なことが見えていきます。

    また、ビジネスモデルを意識することで、常に経営者視点で物事を見る癖がつくので、日常生活を送るだけでも、経営者として必要な経験値が蓄積されます。

    経営スキルを磨くための最初のステップとして、ビジネスモデルをまとめることをお薦めします。

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