法律ありきではなく、一緒の立場で問題解決を考える

契約がとれない、仮にとれたとしても、すぐに打ち切られてしまう・・・・

こんな人に共通しているのは『頭でっかち』ということです。顧客である企業経営者の立場を何も考えず、ひたすら正論で押し通そうとするようなタイプです。

正論のどこが悪いと思う方もいるかもしれませんが、こういった考えを持っている限り、なかなか仕事がうまく回ることはないでしょう。正論を守ろうとしてもなかなかうまくいかず、そこで苦労しているのが経営者だからです。

たとえば、サービス残業の問題があり、経営者から相談を受けたとします。頭でっかちの社労士であれば『サービス残業は違法です。キチンと記録をつけて残業代を支払うようにしましょう。』という答えになるでしょう。これは100%正解です。

しかし、この回答で済むのであれば、経営者はわざわざ社労士に相談しません。『サービス残業は違法と分かっている。かと言って、残業代を支給していたら会社が持たない。でも払わないのは違法行為なのだから、このままにはしておけない・・・』こんなふうに堂々巡りで悩んでいるからこそ、相談するわけです。

ここで重要なのは、問題の本質を見極めて一緒に解決していこうという姿勢です。残業を減らせるように仕事の仕組みや勤務形態を変えられないか、もしかしたら社員を新たに雇用して人数を増やしたほうがトータルの人件費が抑えられるのではないか。業務の一部をアウトソーシングしてはどうか。

こんなふうにして、残業という問題を解決するための方法を一緒に考えます。そのうえで、法律を遵守することの大切さも伝えて、発生した残業については、残業代を支給するようにアドバイスもします。

こんなふうに対処すれば、経営者からの信頼は厚くなりますし、今後も契約していこうという気になるでしょう。

社労士というのは、その専門知識を活かして会社経営をサポートすることです。決して法律を押しつけることではありません。このことを理解して実践できるかどうかが成功と失敗の分かれ目です。

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※行政書士として年収1000万円を達成した横須賀輝尚が、その課程で気付いたコツをまとめたレポート。士業者として成功を出すためのポイントが分かりやすく解説されています。

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